市川市 いちかわの年中行事
昔から新年を迎えると、その年の作物の豊作や家族の健康などを願ってさまざまな行事が行われてきました。市内で行われてきた年中行事は、農業にまつわるもの、川や水辺にまつわるもの、信仰と係わるものなど、地域の人々の暮らしと密接に関わっていました。今回は新春に行われる「国府台辻切り」と「御奉謝(おびしゃ)」など、都市化した今も市内で行われている年中行事と、伝統を次世代へつなげる活動を紹介します。
▽市指定無形民俗文化財 国府台辻切り/1月17日
ワラを編んで2メートルほどの大蛇を作り、地区の四隅の木に結びつけます。かつて村の出入口にあたる四隅の辻(十字路)に大蛇を設置し、悪霊などを断ち切ったことから、この名が付きました。大蛇が悪霊や病気などを追い払い、その地区を1年間守ってくれると言われています。国府台では大蛇を4体作りますが、堀之内では1体作り、歴史博物館に収められます。
日時=1月17日(水)午前9時~午後10時30分
会場=国府台天満宮(市川市国府台3-11-11)
<インタビュー>
辻切りの行事は27歳のときから42年間携わっています。この行事は、昔は国府台天満宮の氏子の農家たちが担い手でした。担い手が高齢化する中で、辻切りの伝統を守り、地域の人が参加しやすくするため、今では消防団の若手の方にも協力してもらい行っています。
辻切り当日は、小学生も見学に来ます。その子たちが伝統行事を知って地域に興味を持ち、この地域に住んでいてよかったという郷土愛につながればと思っています。
本日、市川市本北方自宅より依頼を受け、お伺い、車椅子にて
市川市鬼高コルトンプラザに行かれました。